AIフィールドパートナー ― AIのよろずや AI活用ガイド Vol.3

言いにくいお知らせ・取引先メールの文面づくり

納期の遅れ、価格改定のご案内、お詫び——「何を書けばいいか」より「どう書けばいいか」で手が止まる文面こそ、AIの出番です。状況を渡せば、角の立たない言い回しを整えてくれます。

1

状況を、箇条書きで渡す

文章にする必要はありません。相手・用件・伝えたいこと・事情を、思いつくまま箇条書きで並べてください。

たとえば、こう話しかける

取引先へのメールを作ってください。相手は長い付き合いの担当者。用件は納期の延期のお願い。予定は今月15日、希望は月末。理由は部品の入荷遅れ。お詫びの気持ちを込めつつ、今後の関係を大事にしたい丁寧な文面で。

2

トーン(口調・温度感)を指定する

同じ内容でも、「丁寧に」「お詫びを強めに」「事務的に淡々と」で文面はまったく変わります。相手との関係に合わせて、温度感をひとこと指定してください。ステップ1の例文の最後の一文が、それにあたります。

迷ったら「丁寧に、ただし言い訳がましくならないように」が万能です。お詫び系の文面が言い訳っぽくなるのを防げます。
3

出てきた文面を、自分の言葉に直す

AIの文面は丁寧ですが、ときどきよそゆきすぎることがあります。ふだんのあなたの言い方と違う箇所は、「ここはもっと普段どおりの言い方で」と直してもらうか、ご自身で書き換えてください。いつもと文体が違いすぎるメールは、相手に違和感を与えます。

便利技

1案ではなく、「3案ください」と頼む

文面づくりで一番効くのがこの頼み方です。「トーンの違う3案ください」と付け加えるだけで、丁寧め・普通・簡潔め、のような複数案が一度に出てきます。

1案だけだと「これでいいのかな」と不安になりますが、3案並ぶと比べて選べるので、判断が一気に楽になります。気に入った案の「この部分だけ」を組み合わせてもらうこともできます。書類でも案内文でも使える、汎用の頼み方です。

このガイドの、いちばん大事なこと